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異業種の金融業参入は甘くない [FP]

KDDIがカブドットコム証券に出資するとのニュースが流れています。これでKDDIは、じぶん銀行、カブドットコム証券、ライフネット生命と金融分野の会社を一通り手に入れることでしょう。

最近、異業種の金融業進出が目立ちます。特にLINEは金融業進出に力を入れていて銀行(決済)、証券、保険など幅広く今後、手がけるようです。

またマルイのように既存のカード保有者に投信を販売するという新しい視点で勝負する会社も出てきました。

では、既存の銀行、証券会社、保険会社がそうした新規参入組にシェアを食われるかと言われれば、私は既存の会社はそれほど心配する必要はないと思います。

例えば楽天証券で取引している投資家が、必ずしも楽天銀行の口座や楽天カードを持っていないようにグループで顧客を囲い込む戦略は一見、効果があるようでそうでもない気がします。

結局、「餅は餅屋」です。

LINEによる決済分野の改革はある程度の成果を出すと思います。ただ、証券分野と保険分野はいくら異業種が「自社の契約者が多いので金融分野の潜在顧客がいるから」と言ってもその契約者が利益を生むのかは別問題です。

証券分野で言えば、仮に囲い込みで商品を売ろうとしても顧客は口座は開くものの、その顧客の口座が稼働するかは別問題です。

異業種による金融業参入は一定の口座開設数は得られることでしょう。ただ、その顧客が会社にとって利益を出してくれるかは別問題です。

恐らく、口座数だけ増えて利益にならないという道をたどると思います。

それは最近流行りのロボットアドバイザーによる投資にも言えるかもしれません。ある程度の利益が出ないのではサービスは継続できません。

異業種による金融業参入は決済などの一定の分野ではインパクトを残すと思いますが、証券、保険分野ではなかなか利益にならないだろうと言うのが私の考えです。


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