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ドラマ「半沢直樹」の続編が決まったとの噂 [日常]

女性誌にてTBSのドラマ「半沢直樹」の続編が決まったとの記事が出ているようです。

TBSの正式発表があるまで真相はわかりませんが、堺雅人氏が承諾したらしいのでやるのでしょう。

以前、このブログで半沢直樹の続編は難しいのではないかと書きました。

理由は主人公の堺雅人氏が三井住友FGのCMに出演を始めたからでした。架空の金融機関を舞台にしたドラマの主人公が特定の色のついた銀行グループのCMに出たということは、続編はないなと私は思ったのでしたがハズレてしまいました。

半沢直樹は回を重ねるごとに驚異的な視聴率を更新して行きましたが、私は「キムタク現象」と同じだと思います。

全盛期のキムタクの出演するドラマも回を重ねるごとに視聴率を上げていきました。

確かに内容が良いという面もありますが、あまり興味もないのに観ていた視聴者もいたはずです。

なぜならば観ていないと学校や職場で話の話題についていけずにハブられてしまうからです。そのため興味もないのに話題だからと観ていた人も少なくないと思います。

半沢直樹も同様です。学校や職場で浮かないために観ていた人もいるでしょう。

皆さん、半沢直樹の後半の内容、覚えていますか?

常務の土下座や最後の出向シーンは覚えているがホテル再建の詳しい流れなどは覚えていないかもしれません。

続編の「ロスジェネの逆襲」は一層の金融知識が視聴者に求められると思います。前回のように観ていないと学校や職場で浮いてしまう空気ができれば高視聴率は取れるかもしれませんが、脚本、演出次第では平凡な視聴率に終わる可能性もあると個人的には思います。

ただ、続編が放送されるのは正直、嬉しいですね。ドラマは視聴率が取れることに越したことはないけれども数字を意識しないで良い作品を作ってもらいたいと思います。

※そもそも本当に続編あるのでしょうか?TBSの公式発表待ちです。


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日本人の現金支払いはそう簡単に変わらない [日常]

よく利用している地元のスーパーが、レジの支払いをセルフでやる方式に変えて約、半年が経ちました。

商品のスキャンはレジの店員が行い、会計は機械で自ら行うという形式です。最近はこの形式は増えているのではないでしょうか。

スーパーによってはスキャンから支払いまですべて客が自ら行うセルフレジを導入しているところもありますが、必ずセルフ以外の有人レジが同時に可動しています。

さて、冒頭の私の地元のスーパー。全レジがセルフ会計に一旦なったのですが、レジで店員が今まで通り支払いを受け付けるレーンが2つ用意されました。

色々な理由があると思います。例えば機械の使い方がよくわからないなど。でもそれって一度、利用すれば慣れるはずです。

よく見ると高齢者ほどセルフ会計を避けて有人会計レジに並んでいました。

以前、新聞に「セルフ会計は感じが悪い」といった投稿がされていてネットにアップされていました。高齢者ほど昔の八百屋や魚屋のように現金の手渡し受取を通して買い物をしている実感が湧くからのようです。

日本人独特の「決済機能に感情を求める」国民性が根強いままだと現金決済や有人によるレジ会計はいつまでも残るような気がします。

消費増税まで半年を切りましたが、現金支払支持やセルフ会計嫌いの高齢者は軽減税率のキャッシュバックなど気にも止めずに今まで通りの支払い方法を続けると思います。

コンビニでは値引き販売を認める流れができつつあり、値引きは各コンビニチェーンのポイントカードへの還元で対応するようです。一度、ナナコやポンタのカードを作れば済むことですが、そうした囲い込みに反発する方も高齢者を中心に一定数、出てくることでしょう。

政府は日本での現金決済比率を海外並みに引き下げるために色々と対策を練っているようですが、キャッシュレス化の流れについて行けない人も多いだろうと感じます。

気になるのは10月の消費増税でレジが大混乱することです。子育て世帯や住民税非課税世帯に配られる商品券、支払い方法によって変わるキャッシュバックなど店舗も消費者も慣れるまで当初は混乱するでしょう。

私は軽減税率自体を廃止すべきだと思います。一律で10%の消費税を取ればシステムもシンプル化できます。それが無理なら消費増税を延期して8%のままにすべきです。

弱者保護のためにと某政党が強く主張した軽減税率が、結局、弱者のためどころか逆に弱者に冷たい制度になってしまったのは皮肉なものです。






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ボヘミアンラプソディをようやく観る [日常]

レンタルで映画ボヘミアンラプソディをようやく観ました。

最近、日本でもLGBTをストーリーに組み入れたテレビドラマが流行りになっているような気がします。

数年前から例えば「校閲ガール」や「逃げるは恥だが役に立つ」などでLGBTの要素が少し入ってきましたが、今では主人公がLGBTの方となっており社会からの偏見も薄らいで来ているように思えます。

私は観ていないのですが「おっさんずラブ」が流れを変えたのでしょう。

今クールで好きなのはテレビ東京の「きのう何食べた?」です。内野聖陽氏の芸の幅に驚いています。さすが役者として飯を食っているだけあります。

明日、近所のスーパーで「サッポロ一番」の袋麺3種類が特売と新聞折込チラシに書いてありました。

もしかしたら味噌味だけが売り切れになるかもしれません。

日本では10人強の内、1人がLGBTの方だと調査結果が出ています。

私は普通に女性に興味があるので、LGBTの方の日本での住心地がどうであるかについてわかりませんが、最近の多様性を認めるテレビ等のメディアの流れに関してはいい流れだと感じます。

ただ、テレビドラマの主人公が警察や医者、弁護士ものばかりが作られるように、流行りだからと行ってLGBTのネタを最近、増やしている気も多少はします。

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令和になったが気分が晴れない [日常]

新天皇陛下が御即位され令和の時代が始まりました。

読売新聞が先月26日から28日に実施した世論調査によると令和の時代の日本が「良い方向」に進むと思うと答えた人は58%いて、「悪い方向」に進むと答えた17%を上回りました。

是非とも読売新聞には1ヶ月後に同様の調査をもう一度、実施していただきたいです。

残念ながら5月20日(月)発表の四半期GDP速報で衝撃的なひどい数字が出る可能性があります。

6月の日銀短観次第で選挙がどうのこうのと発言した国会議員もいるようですが、本当に消費増税はどうなるのでしょうか。

もう準備をしている事業社も多いので今更、また延期で選挙しますって流れでは混乱すると思います。

仮に消費増税を延期するなら中長期的な視点を示さないと結局、低投票率の選挙で終わりそうです。

自公政権が今後も長く続くと思いますが、仮に政権交代がまたあった場合でも政治としてやるべきことは、どの政権でも同じで結局、どの政権も将来へのクラッシュまで先延ばしにすると思います。

例えば社会保障費を削減するなど政治家が言おうものなら、弱者いじめだと批判されて選挙で落選の恐れもあります。シルバーデモクラシーならなおさら、そのような流れです。

過去の日本は外圧を口実に変革を行いましたが、次の口実は恐らく「金利」の責任にされると感じます。

まだまだ日本で低金利が続くとの見方が主流ですが、流石に令和の時代のいつかには金利が動き出すと思います。

消費増税で揉めている最中、社会保障負担はまともな議論を経ずにどんどん引き上げられており、現役世代の実質賃金は減っております。

新元号が始まり、私も明るい時代を希望しますが、冷静に将来を考えると悲観的にならざるを得ません。

昭和から平成に代わった時、私は中学生でしたが、世の中はバブルの後味が残っていました。中学校の卒業式が終わり教室で最後に担任の教師が言ったセリフが「これから景気が悪くなるから頑張って生き抜け」といったような内容でした。

高校に入ると今度は授業中に英語の教師が「最近、東京のネオンの勢いが落ちている」とおっしゃっていました。

大学時代に塾講師のアルバイトをしていた時にバイト先の亀戸駅前の山一證券支店のシャッターが下ろされ、その後、金融危機が日本を襲いました。

今の40代は「勝ち」を知らない世代です。従って他の世代に比べて慎重でしょうし無駄な消費もしないかもしれません。

「勝ち」を知らない世代が社会を引っ張る令和の時代がどうなるのか、私もできるだけ長生きしてこの目に焼き付けたいと思います。





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三井住友銀行、個人営業のノルマ廃止 [FP]

三井住友銀行が4月から個人向け営業の販売ノルマを改めて、投信ならば顧客の資産がどれだけ増えたかを評価の基準にする方針に変更したようです。

これで三井住友銀行の窓口の行員は低コストのインデックスファンドを自信を持って積極的に販売できると思います。

なお保険の販売ノルマに関してはどう変化したのかのはわかりません。

捨てられる銀行3という本で金融庁が提示したフィデューシャリー・デューティーをバカにして投信の回転売買を繰り返す行員と銀行が出てきます。

その銀行がどこかは知りませんが、今回の三井住友銀行の判断は他行にも影響を与える高判断だと思います。

もっともメガバンクの三井住友銀行だからこそできた改革であって、マイナス金利で苦しむ地方銀行は逆に金融商品の販売手数料ビジネスを強化しなければならないジレンマに陥ると思います。

大手証券会社も預かり資産の増加を評価基準にしているところもあるようですが、改革して数年は思うような結果が出ず利益は減るだろうと思われます。

ただ、長く続いてきた日本人の投資信託不信を払拭するためにはこうした流れは必要だと思います。

また金融機関だけが変われば良いのではなく、私達、個人投資家も金融商品の勉強をしてコスト意識を持つべきだとも言えます。

支店長が対応してくれたからとか何度も若手が挨拶に来てくれるからと情に流されて投資をすると、ろくな事になりませんのでご注意を。


捨てられる銀行3 未来の金融 「計測できない世界」を読む (講談社現代新書)

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マイナンバーカードを受け取る [日常]

先月にWEBからマイナンバーカードの申請をしました。

https://miyaki-fp.blog.so-net.ne.jp/2019-03-21

今日、受け取り場所が記載されたハガキ(普通郵便)が届いたので早速、取りに行きました。

ちなみに私の受け取り場所は合併で消えた側の自治体の元役所(現支所)で受付は平日のみで夕方17時15分までとなっていました。

私は自営業なので時間の融通が効きますが、休日でも受取可能にしないとカード普及は広まらないと感じました。

当初は配達記録郵便で送れば済むのにと思っていましたが、役所に行ってからが大変でした。

まず運転免許書のコピーを取られます。次に持っていったマイナンバー通知カードを提出します。もし通知カードを紛失してしまった方はどうなるのでしょうか?

次に届いたハガキの裏に住所、記名、捺印をします。印鑑を忘れた人は出直しです。

これからの流れは自治体によって同じなのか不明ですが、紙にアルファベットと数字のパスワード1つと4桁のパスワードを3つ書きます。

まさかマイナンバーカードのパスワード番号が漏洩することはないと思いますが、外部業者に委託を繰り返す日本のIT産業では何が起きるかわかりません。

多くの人が突然、パスワードを求められ銀行キャッシュカードや運転免許書のパスワードと同じ番号を心理的に入れてしまうと思います。

次にその書いた紙を元に富士通製のタブレット端末にパスワードをタッチ入力して行きました。

これで手続き終了。有効期限10年のマイナンバーカードを受け取りました。ただマジックで職員が書いた有効期限は5年でした。

理由を聞くとe-Taxを利用するなどしている人は有効期限5年だそうです。私はe-Taxは利用していないので有効期限は10年ですが、あえてマジックで5年後の期限を書いた訳がピンと来ませんでした。(詳しく理由は聞かなかったが。)

保険証の機能が追加された時は、また手続きが必要かと聞いたら、「まだ具体的に決定していないのでわからない」とのこと。

受け取った感想は「これは広がらないわ」という一言です。

まずマイナンバー通知カードを紛失してしまった方は再発行が必要で、場合によっては警察での紛失届が必要になるケースもあるようです。

役所に行っても手続きが色々とあり正直、高齢者一人では厳しい方もいると思います。

今はマイナンバーカードの作成は任意ですが、全国民が作るようにと強制にしないとシステムとして機能しないと思います。

そもそも銀行も証券もマイナンバー登録が先延ばしになり資産課税など夢のまた夢です。

今回、カードを作ってみて、何かしらマイナンバーカードを持っていた方がお得になるという目に見えるメリットが必要だと個人的には感じました。

小説1984のような監視社会は嫌ですが、せっかく予算をかけて作ったのだからマイナンバー制度の有効活用を政府には期待します。

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北千住駅のプラットフォーム [日常]

もう15年近く前になりますが、短い間でしたが東京都足立区北千住に住んでいたことがあります。

詳しいデータは検索していただければと思いますが、北千住駅は利用者数で日本でも指折りの巨大ターミナル駅です。

東武伊勢崎線(スカイツリーライン)、常磐線、千代田線、日比谷線、つくばエキスプレスが通り都心部へのアクセスが良い割には家賃が低めだったので穴場だったのですが、最近は大学の誘致が成功して若者が多く住むようになっているようです。

さて、そんな中、シンガーソングライターのあいみょんの新曲「ハルノヒ」でいきなり北千住駅というキーワードが出てきます。

関西出身のあいみょんはクレヨンしんちゃんで北千住を知ったようですが、これってマーケティング的にうまいなと感じました。

先述のように北千住駅は埼玉東部、千葉北西部という人口の多いベットタウンの住民にとって馴染み深い駅であり、かつ、東京下町の象徴的な駅でもあります。

ハルノヒの歌詞でびっくりしたのは私だけではないと思います。

東京メトロのCMではこれまた北千住がピックアップされていて石原さとみさんが北千住を案内しています。

足立区というと一時期はマイナスイメージが強かったですが、徐々に変わりつつあるようです。

近年では北区の赤羽がブームになったように人気タウンも変わっていくものですね。

東京メトロのCMは下記URLで観られます。(当初は動画の埋め込みをしましたがサイトが不安定になったのでURLのみの記載に代えました。)

https://youtu.be/MVOpTz3n0HY
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確定拠出年金の加入期間が65歳までに延長へ [FP]

厚労省は企業型、個人型(iDeCo)ともに加入期間を60歳から65歳に延長する方針のようです。

2020年の通常国会での法改正を目指すそうです。

基礎年金は繰り上げ下げがなければ65歳支給開始、厚生年金も将来的には完全に65歳からの支給開始になりますが、確定拠出年金もそのような流れに沿ったようです。

これで早いうちから確定拠出年金を始めた人とそうでない人との老後の資金の差が一層、広くと考えられます。

今回の改正案で個人的に注目しているのは加入手続きの簡素化についてです。

現在、iDeCoでは対面もしくは郵送での申込みが必要ですが、ネットで完結できるように新しい仕組みを導入するようです。

もちろん、対面で説明を受けて申込みをしたいというニーズはあると思いますが、ネットで完結することで一層のiDeCo加入者増加が期待されます。

私のiDeCo口座は昨年末にマイナスになったものの現在はまたプラスを維持しています。

もっとも今、プラスよりもマイナスの時点でどんどん積立出来たほうが将来的には有利でしょう。長い視点で運用を考える必要があります。

仮に65歳までiDeCoの積立を続けるとしてやっぱり重要なのは運用コストです。

運営管理手数料がゼロ、かつ低信託報酬のインデックスファンドが充実した会社はネット証券に集中しています。

対面による説明が欲しい方もいると思われますが、書店でiDeCoの本を購入して読めばネット証券で取引したのが有利だと感じる方も多いと思います。

100万口座を突破したiDeCoですが、今後も加入者を増やして行くことを期待します。

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新紙幣の人選は納得 [FP]

ATMで圧倒的なシェアを持つ沖電気の広報でさえ事前に情報を得られなかった今回の新紙幣発行情報。

新元号ともに現在のSNS、携帯通信時代に情報漏れ対策には非常に気を使っているようです。

さて、今回の発表で紙幣印刷に関わる銘柄の株価が上がったと言うので今、確認したら確かにグローリーなどは大幅高な一方で小森コーポレーションは逆に下げてしまっていますね。

まあ2024年度とまだ先のことなので上がった株価もすぐ落ち着くのではないでしょうか。

新1万円札に選出された渋沢栄一はまさに適任だと思います。

ノーベル文学賞発表前になると書店チェーンの文教堂の株価が動くというアノマリーがあるのですが、今回の新紙幣発表では渋沢著の「論語と算盤」が売れるという連想は出なかったようです。

新元号が万葉集由来と発表された際には文教堂の株価は一瞬、動いたんですがね。

ちなみに渋沢栄一が創立に関わった一橋大学は新5千円札に選出された津田梅子創立の津田塾大学と非常に仲が良いです。キャンパス立地が要因だと思いますが。

1万円札の肖像が三田会(慶應義塾)から如水会(一橋大学)に移ることで慶應の塾生・塾員はがっかりするかもしれませんが、新千円札の北里柴三郎が作ったのが慶大医学部なので、その辺の配慮もあったのかもしれません。

2024年の時点で金利がどうなっているかわかりませんが、今のような低金利のままだと福沢諭吉のタンス預金が継続して眠ることになると思います。

逆に金利が上がればタンス預金が銀行に流れ紙幣の切り替えも進むと考えられます。

金利が上がると最悪、日本国の予算が組めなくなったり変動型住宅ローンで借りている人が苦境に立たされると言われますが、案外、金利が上がって昔のように銀行の利子がある程度付けば高齢者はタンス預金なんて止めて銀行に預け、銀行も運用が上手く行くんじゃないかとも思ったりします。

当然、金利上昇に伴うデメリットの大きさは経済学としてわかっているつもりですが、日本人独特の心理的には金利高のメリットもあるのではないでしょうか。

外国人の合理主義を元に海外で進歩した経済学が日本でそのまま適用可能なのか時々、疑問を持ちます。


現代語訳 論語と算盤 (ちくま新書)

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  • 作者: 渋沢 栄一
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2010/02/08
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捨てられる銀行3 未来の金融【橋本卓典著】 [書評]

金融庁への取材力で好評な「捨てられる銀行」シリーズの第3弾です。

森前金融庁官がスルガ銀行を褒めていたことから森前長官への評価も二分されますが、フィデューシャリー・デューティーの概念を金融機関に植え付けた功績は大きいと思います。

後任の現長官である遠藤氏にも期待が高まります。

本書の中で金融機関の上層部が方針を何度もひっくり返して現場が混乱する様子が描かれています。

投信の回転販売や外貨建て保険のノルマがきつくなる一方、フィデューシャリー・デューティーを遵守すべき指導も現場になされ、現場が混乱しているようです。

先日、メガバンクの新卒採用数が減少すると発表されました。一般職の廃止をする銀行も出てきています。

野村證券は支店の2割を統廃合してネット取引を改善するとの報道も出ました。

就職活動をしている学生の中には、銀行や証券の人気が落ちているのだから、あえて逆張りの発想で金融業界を目指そうと言う方もいると思います。

ただ、銀行も大手証券も採用数を減らすとは言っても私の感覚だとまだ新卒採用数が多すぎると思います。

結局、本書に出てくるようなノルマと倫理に板挟みに会い、支店で高齢者相手に嫌々、金融商品を売りつけるビジネスモデルは急に変えられないということでしょうか。

確かに回転売買から預かり資産の増加を評価基準に変更した金融機関も出てきていますが、その結果、軒並みリテール分野では赤字となっています。

ネット銀行、ネット証券の勢いが増す中、既存の銀行(特に地銀)、対面販売の証券会社は徐々にシェアを奪われていくでしょう。

睨みを利かせた金融庁の前で強引な金融商品の販売ができない現場、かといってマイナス金利で運用も上手くいかないなど金融機関の収益源が揺らいでいます。

消費増税をきっかけに日本でもキャッシュレス社会への移行が国家政策として進められるようですが、決済機能を奪われた銀行の将来が本当に心配です。

中国におけるアリペイやウィーチャットペイのような決済手段やジーマ信用のような仕組みが日本で急速に根付くか疑問ですが、そのような方向に進むのは世界的な動きだと言え、日本だけが拒否できるようなものではないと感じます。

捨てられる銀行3 未来の金融 「計測できない世界」を読む (講談社現代新書)

捨てられる銀行3 未来の金融 「計測できない世界」を読む (講談社現代新書)

  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2019/02/13
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